全国女性建築士連絡協議会・石川大会・参加
2023年7月29日(土)~30日(日)
金沢市文化大ホールにて
昨年の東京大会に続いて 今年は全国女性建築士連絡協議会・石川大会に参加いたしました。
大ホールの全体会を前に、「畳でおもてなしプロジェクト」を代表して、今年の参加のご挨拶と共に2月の徳島県建築士会様とのコラボ、6月の佐賀県での九州の集いへの参加の御礼を伝えました。
今回は石川県金沢市での開催。割り当てていただいたのは金沢市文化大ホールのロビーです。 去年の東京大会はコロナ禍でもあり、リアル参加130名でしたが、コロナ明けの今年は 全国各地から 300名もの事前申し込みがあるとのことで、果たしてどんなこととなるのか?不安を感じながら10時には準備完了、10時半にはボランティアの石川県下の5人の畳店が集合(午後には福井県からも1人加わっていただきました) 当日の流れの打ち合わせを終えました。
後は早めの昼食を食べて13時の一般受付開始を待つという予定でしたが、どころか 11時前から人が入り始めて“畳の情報発信”開始としましたが、いきなりの大盛況。大会のスケジュールの合間、合間に私も私もとやって来られるのは壮観でもありました。
事前に予告がしてあった訳でもないのですが「ミニ畳作っていかれませんか?」という呼び込みは女性建築士の方々の興味を高めるのに抜群の効果があるようです。
(昨年同様はありますが)
まずは作っていただくミニ畳の畳表と畳縁を選んでいただく工程です。
この目的は ①畳は用途によって個人の感性によって材料を選んで作ることが出来る ②畳は「和」のみならず「洋」にもマッチしたデザイン性をも持っている
③畳は選ぶ工程でもとても楽しいものである
ということを知っていただく為です。
とても印象的だったのは「お客様の畳を選ぶのは簡単だけど、自分のミニ畳を選ぶだけでも結構迷って悩んでしまうものなのね」という感想。やっとお客様の気持ちが分かったようでした(笑)
ちなみに今回も畳表の一番人気は天然藺草の国産畳表、香りで癒されるからとのことでした。
続いて畳の材料のコーナーでの説明。「最後にアンケートを書いていただくのに必要」ということで国産の畳表、撥水性能を持った畳表、カラーの藺草畳表、七島藺(大分県産)、ビーグ表(沖縄県産)、犬猫用の畳表、和紙製の畳表、樹脂製の畳表等をサンプルをご覧いただきました。
また畳床としては、衝撃緩和用畳床、柔らかさを持ったケナフ畳床等をご覧いただきました。
そして お待ちかねのミニ畳作成ワークショップへと誘導するのですが 一度に10人以上が出来るのに、ここが大渋滞となるほどの人気となりました。(渋滞=畳の材料の説明に時間が取れますが)
しかし自分で選んだ材料で、自分で作ったミニ畳を持っての皆さんの笑顔は素敵でした。
畳のこと分かっていただけましたか?是非、建築のお仕事の中に畳の採用を増やして下さいね。
ということで最後は 畳についてのアンケート調査の御協力をお願いいたしました。
ミニ畳作成されたのは150名ほど、アンケート回収は130名分ほどとなりました。
アンケートの集計は出来次第 関係者に共有させていただきます。
今回のイベントのボランティアの皆さんと一緒に記念撮影
【ボランティア参加】
●石川県下の畳店様:5名
●石川県下の材料商様:2名
●福井県下の畳店様:1名
●畳でおもてなしプロジェクト委員会メンバー
株式会社 国枝 様(岐阜県)
●畳でおもてなしプロジェクト幹事会社
山中産業 株式会社(大阪)
東海機器工業 株式会社
皆さん 御協力 ありがとうございました。
【ミニ畳 材料提供】
●大建工業 株式会社 様
●高田織物 株式会社 様
●山中産業 株式会社 様
●東海機器工業 株式会社 様
●熊本県い業生産販売振興協会 様
いつも 御協力 ありがとうございます
次回の女性建築士会連絡協議会は
令和6年7月14日(日)、15日(月・海の日)
東京での開催と発表がありました。
なお、今回の連絡協議会への参加で、イベント開催中に4団体から
『畳でおもてなしプロジェクト』へのコラボ企画、参加要請検討の意思表示がありました。
以上
文責・企画担当責任者・内藤誠治